永遠の絆*

青々とした海が真っ直ぐに広がり、水平線がくっきりと写し出される写真。

その横に足を進めると高層ビルから撮ったんだろうか。

周りには沢山のビルがあり小綺麗なホテルの横には広いプールが写し出され、そのずっと先には青々とした海が広がる。


セピア色をした街中の建物とか夜の夜景。


様々な風景が調和され、私の心を唯一、落ち着けてくれる。


こんな写真、日本じゃ到底不可能だ。



…―――オーストラリア。



いつだっただろうか。

私がまだ幼かった頃、風景画が好きと言うママと一緒に訪れた。


当時の私は全く興味すらなくて、ただ着いて来たって感じだった。

でも、ただその着いて来たって感じだったのが、私はこの写真に釘付けになってしまった。

こんな世界があるんだって事。


目が離せなくって帰るのも嫌になるくらいだった。


その時から私は思ったんだ。


ここに行きたいと…


このくすんだ世の中から飛び立ちたいって。


…そう思った。