永遠の絆*

“女を虜にする超売れっ子ホスト”

“押しのひとてのトークで女性客の心を奪い高級ボトルを――…”


なんて書いてあるのを読んでしまった限り、話を聞こうなんて思わない。


仕事は仕事って割り切っていたけど、どうも翔の事が気になると、そう簡単には割り切る事が出来なくなっている。


だから私は敢えて気にしない様にしてる。

してるんだけど…。

してるんだけど、やっぱ気になる事は気になる。


こんなんじゃ嫌だけど、でもそれは仕方がない事って思うしかない。


次の日。

バイトが15時に終わってから、私はバイト代で稼いだ1万円札と葵から渡された残りのお金を返そうと翔のマンションへと向かった。


翔のマンションに来るのは2回目。


マンションに居るかなんて分かんない。

もしかしたら仕事かも知れない。

電話して“お金返すから今から行く”なんて言ったら、“やっぱいい”って言ってきそうだから、私は電話をせずに翔のマンションまで来た。