永遠の絆*

「あー…、休みってか毎日行ってるわけじゃねぇよ」

「そうなんだ。じゃあ何でやめないの?」

「何が?」

「トビの仕事」


そう言うと、翔は少し眉を寄せ一旦空を仰いだ。


「前にも言っただろ。好きだからって」

「……」

「それにいつかはホストもやめようと思ってるし、やめてすぐ現場仕事なんて簡単に出来ねぇしな。身体がついていかねぇよ。だから慣らしみたいなもん」

「そっか…」


小さく呟く私に翔はうっすら笑う。

そしてすぐにズボンのポケットからスマホを取り出した瞬間、翔はため息を吐き捨てた。


どうしたんだろう…

そう思った時、


「ごめん。もう帰んねぇと仕事遅れる」


スマホを見ながらため息交じりに呟いた翔に、思わず私は俯いた。

あぁ、そっか。


仕事=ホスト。

本職はトビじゃなくて、ホストだもんね。