永遠の絆*

「なに男?」

「……」


スマホの画面をジッと見つめている私は翔の声でハッとし、すぐにスマホをポケットに突っ込む。

そんな私に翔は頬を緩めた。


「いいの?男に返事返さなくても」

「男じゃないって」


思わずチラッと翔を見て睨みながら言うと、翔はまたフッと鼻で馬鹿にした様に笑う。

その笑いがいい加減、うっとおしくなった。

って言うかこの男が私をここに連れて来た理由は何となく分かる。


“いつも何してんの?”


初めに言われた言葉。

だけど翔はそれ以来、何も聞いてこないし、その事について口さえ開かない。


私を面白がって連れて来たってのは分かる。

私の事を暇つぶしだって言う事も。

そして私の事を興味範囲で連れてきた事も。


だって男って、みんなそうでしょ?

そんな男に単純な女は引っかかる。

こんな端正の顔してりゃ女は誰だって着いて来るよ。


だけど、私は違う。

違うから――…


その辺の女と一緒にしないで。


俯いたまま箸を進めていた私は、皿の上に箸を置き、目の前の翔に視線を向けた。