永遠の絆*

時間が経つごとに胸がソワソワし始め、静まり返った廊下から何処からともなく聞こえてきた小さな小さな赤ちゃんの声に私は胸を痛めた。


「ちょっといいかな?」


不意に聞こえてきた声に顔を上げるとナース姿で長い髪を2つに束ねた女の人がうっすら笑って私に目を向けていた。

戸惑いぎみに頷くと看護師さんは私の隣に腰を下ろし軽く息を吐く。


「今、何年生?」

「3年です」

「3年生かぁ。若くていいね。私もその頃に戻りたいなぁ」


そう言って微笑みながら看護師さんは私に視線を向けて言葉を続けた。