永遠の絆*

「俺が行くわけねぇだろ。まぁツレは行ってたけどな」

「あー…諒ちゃんの友達行きそうだよねぇ」

「まぁ、俺は葵が居たら行こっかな」


サラッと言ってきた諒ちゃんの言葉に思わず唖然とする。


「ほんと、馬鹿だねぇ…」


そう小さく呟いてクスリと笑った。

葵がメイドカフェで働くわけないじゃん。

って、そんな事じゃなくて諒ちゃんが言ってきた言葉に驚いた。


「男はみんな馬鹿だよな」

「ほんとだねぇ…。特にそんな事言ってる諒ちゃんはもっと馬鹿だよ?」


クスリと笑う私に諒ちゃんは花でフッと笑いタバコを咥えた。

タバコに火を点け、またペラペラとページを捲っていく。


諒ちゃん…、


「ねぇ、諒ちゃん…」


暫く経った後、小さく呟く私に諒ちゃんは不思議そうに私を見た。


「何?」

「諒ちゃんさ、まだ葵の事好きなの?」


私が言った言葉に諒ちゃんはタバコを咥えたまま眉を寄せる。


何か考えてる?
何か思ってる?

そんな顔つきだ。


暫く経った後、諒ちゃんは深く煙を吸い込んで吐き出した後、「あぁ」と小さく声を漏らした。


正直、あたしはビックリした。

もう、あれから1年半は経つのに。

そんな2年近くもまだ想ってられるの?

私は人を好きになった事ないから分かんないけど、そんなに想ってられるもんなの?


「諒ちゃんがそう言ってから、もう1年半も経ってんだよ?」

「……」

「なんでまだ好きなの?何でそんなに想い続けられんの?何で葵に言わないの?」


つい、諒ちゃんが“あぁ”って言った後、私は口走っていた。