「送れなくてごめんな。俺が勝手に連れて来たのにって事で置いてっから使えよ。じゃあな」
「えっ、ちょっ…、」
言いかけた所で翔は電話を一方的に切った。
ってか、俺が勝手に連れて来たのに…って、確かにそうだけど勝手に私が寝てたのが悪い訳で…
翔が謝る必要はない。
暫くした後、とくにする事もない私は翔が買ってきてくれたパンの袋と自分の鞄を持ち、そそくさと玄関に向かった。
下駄箱に目を向けると、そこには案の定お金が置いてあり思わずまた声を漏らしていた。
「1万円って…、」
1万円の距離じゃないでしょ…。
昨日、暗かった所為でもあって、ここのマンションが何処ら辺にあるのかも分からないけれど、1万円の距離じゃない事ぐらい分かる。
やっぱり、あの人の価値観と私は全く違う。
「えっ、ちょっ…、」
言いかけた所で翔は電話を一方的に切った。
ってか、俺が勝手に連れて来たのに…って、確かにそうだけど勝手に私が寝てたのが悪い訳で…
翔が謝る必要はない。
暫くした後、とくにする事もない私は翔が買ってきてくれたパンの袋と自分の鞄を持ち、そそくさと玄関に向かった。
下駄箱に目を向けると、そこには案の定お金が置いてあり思わずまた声を漏らしていた。
「1万円って…、」
1万円の距離じゃないでしょ…。
昨日、暗かった所為でもあって、ここのマンションが何処ら辺にあるのかも分からないけれど、1万円の距離じゃない事ぐらい分かる。
やっぱり、あの人の価値観と私は全く違う。



