永遠の絆*

鳴り続けるスマホを掴み画面を見つめる。

知らない番号が映し出されて一瞬、躊躇う。

だけど“もしかして”と思いテーブルに置いてある紙を見たら、やっぱり翔からだった。


私は軽く深呼吸をした後、通話ボタンを押す。


「…はい」

「みぃちゃん?」

「うん」

「まだ部屋に居る?」

「うん」

「あー、じゃあ良かった。あのさ、言い忘れてたんだけど下駄箱の上にお金あんだ」

「お金?」

「うん。それ電車代と駅までのタクシー代に使って。タクシーの番号と一緒に置いてるから。あ、なんならそっから家までタクシーで帰った方がいいのか」

「はい?」


私の口から出た言葉は素っ気ない声だった。

何言ってんだろうと思った。

お金って何?

そんなお金要らないし…