永遠の絆*

水を出し、洗面台にふと視線を向けると新しい歯ブラシとタオルが置かれていて、それを使わせてもらった。

メイク落としと洗顔なんて当たり前に持ってなくて、目の前にあった石鹸で化粧を落とした。


顔についている水滴をタオルで拭き取り、もう一度鏡を見つめる。


自分で見ても分るその表情。

なんとも言えないくらい疲れてるその顔にため息しか出てこない。


リビングに戻り床に腰を下ろしてソファーに背を付ける。

翔が買ってきてくれたカフェオレのパックにストローを突き刺し、乾いた喉に流し込みサンドイッチのセロハンを開けた。


口に含みながら部屋を辺りを見渡していると、やっぱり広くて翔は本当に一人で住んでんのかとも思った。

でも一人じゃなかったら私なんて連れて来ないはず。


ソファーに深く背を付けて、ふと視線を下に落とすとソファーの下から微かに何かが見え、私はそれを引っ張り出した。


…雑誌?