永遠の絆*

何て言ったらいいのか分かんない。

何て言ったらじゃなくて、当然の事でそんな事言える訳がない。


だって…、

私のやっている事は一つしかないんだから。

むしろ私が何をして稼ぐのかとかなんて翔に関係ないでしょ?


「なぁ?」


口を開かない私に翔は低い声を出す。

私が口を開かないまま時間は刻々と過ぎていく。


「俺は、みぃちゃんが稼いだ金は受け取れねぇから」


暫く経った後、この張り詰めた空気の中、翔が言った言葉があまりにも痛々しく私の胸に突き刺さった。

返す言葉なんて見つからない…

口さえ開かない。

でも、翔は言葉を続けた。


「みぃちゃんの友達言ってたよな?みぃちゃんが“お金”貸すからって言ったら“いらない”って」

「……」

「その返事と俺は同じ。そんな金受け取りたくもねぇよ」

「……」

「そこまでしてそんな必要なわけ?」

「……」

「みぃちゃんの理由とか、んな事なんも知らねぇけど、自分を削ってまでしねぇといけねぇの?」

「……」


自分を削ってまで?

私は、ずっとそうだと思ってた。

でも、それを誰かに言われる筋合いなんてない。


「なぁ、やめろよ」


そう溜息混じりで吐き捨てられた言葉に思わず唇を噛み締め、俯いて目を瞑った。

誰に分かってもらえなくてもいい。

ただ、私はずっとそうやって生きて来た。


だけど――…