翔はシャツのボタンを外し肘まで捲り上げる。
「あっ、私が作るから」
「は?みぃちゃんは座ってろって、一応客だし」
そう言って翔は優しい笑みを漏らす。
「でも…、何か悪いし」
「悪い?悪いって何に?」
「……」
「もしかして俺に?」
「……」
「勝手に連れて来た俺に申し訳ないって、そんな事思う奴なかなかいねぇよな」
フッと笑みを漏らす翔に私は視線を逸らす。
「あー…じゃあさ、卵取ってくれる?」
翔の声が聞こえ、私は顔を上げて頷いた。
冷蔵庫も大きくて中を開けるとホントに食材は全然入っていなくて、その代わりにビールとウイスキーとコーヒーが大量に入っていた。
この冷蔵庫は“それ”用にあるんじゃないかってくらいだ。
パックの中に入っている5個のうち1個を取り出した時、思わず私の手から卵は滑り落ち小さな音を響かせて落下した。
「あっ…、」
落ちたと同時に床に視線を移し、その見事に割れている卵を見て、思わず申し訳ないため息が漏れた。
「あっ、私が作るから」
「は?みぃちゃんは座ってろって、一応客だし」
そう言って翔は優しい笑みを漏らす。
「でも…、何か悪いし」
「悪い?悪いって何に?」
「……」
「もしかして俺に?」
「……」
「勝手に連れて来た俺に申し訳ないって、そんな事思う奴なかなかいねぇよな」
フッと笑みを漏らす翔に私は視線を逸らす。
「あー…じゃあさ、卵取ってくれる?」
翔の声が聞こえ、私は顔を上げて頷いた。
冷蔵庫も大きくて中を開けるとホントに食材は全然入っていなくて、その代わりにビールとウイスキーとコーヒーが大量に入っていた。
この冷蔵庫は“それ”用にあるんじゃないかってくらいだ。
パックの中に入っている5個のうち1個を取り出した時、思わず私の手から卵は滑り落ち小さな音を響かせて落下した。
「あっ…、」
落ちたと同時に床に視線を移し、その見事に割れている卵を見て、思わず申し訳ないため息が漏れた。



