前の席の悠希ちゃんは大人っぽくて優しくてどこか抜けてる可愛い子。それなのに知識量が半端なくて、知識量からしたら学園の1、2を争う天才らしい。それを聞いていた悠希ちゃんは赤面していた。初っぱなから可愛い子はっけーん！

そのあと、学園のルールで6人1チームで動くことを聞かされ、1人足りないというチームがいることを知り、入ってみたら。

「わあっ、小愛ちゃん？ゆっきーから聞いてる！入ってー！私歌月っていうの！よろしくねっ」
「よろしく。おれは葉蓮。」
「わたしは、悠希｡｡｡って、知ってるか。」
「凪美。よろしくね」
「俺は澪。よろしくなっ」


なんと悠希ちゃんたちのチームだった！
そんでみんなスマホのような通信機を普通のように持っているから、思わず話しかけてしまって、みんなにひかれたかもしれない｡｡｡


「これはゆっきーが作ったんだよ!!」
「嘘お！精度高！完成度えぐ！容量多！」


悠希ちゃんはふんわり顔が赤くなっていた。可愛い。
その笑顔に懐かしさを感じ、切なさが込み上げてきた。


「また作っとくね」


とりあえずはみんなと仲良くなれそうだ。
難関なのは凪美と澪。私のことを怪しんでるみたいだし。

まあ今日の目的、達成!!