みんなの優しさが私を満たしていく。

正直、こんな私を認めてくれてるのはよくわからないけど、とても嬉しい。

けど、いくら楽しくても幸せでも私が犯した罪はきちんと覚え続けていかなきゃいけない。

罪を背負って生きていくのが少しの償いになるから。

浅葱創介のことは許せないし許す気もない。
でも、あんなやつのことなんか忘れる。

だって目の前にこんなにいい仲間たちがいるんだもん!

わたしはふわりと、花が咲いたように笑って言った。


「ありがとう!!」