大好きなアイドルたちのマネージャーになったのに!

お父さんは全くと言っていいほど私の推しに興味がないので、お父さんから推しグループの名前がでるなんて意外だ。



「うーんとねぇ...そのグループが務めてる事務所の社長がねー」




「お父さんの同級生だったんだよねー!!」

「......ん?」



なんかとんでもないことが聞こえてきたような。



「それで前、久しぶりに飲みに行ってさー!なんか話してたら、今事務所のグループが大変だって言ってて、」



えっ......?



「うちの娘【能力】もってるし、アイドル詳しいよぉって言ったら、ぜひマネージャーに!って言われたから、オッケーしといた!」



お父さんの話してる内容がまったく耳に入ってこない。あの...その、右耳から入って左耳からすぐ抜けていくような...。

何からお父さんに説明すればいいのかわからない。いや、お父さんに悪気がないのはわかるけど...。




「お、お父さん...。それっていつ頃の話?」

「え?んーとね。いつだったっけ?...あ、でも、ちょうど明日の日にちに事務所まで来てねーって言われたかも!」



私は深く絶望した。