「...ん...?」
目が覚めると、事務所のkisekiのグループルームだった。
なんてもう120回は妄想したことを思い出す。
夢か幻か。
...いや、ここ本当に『kiseki』の事務所だ...!
「あれ、...私もしかして寝落ちしちゃった...!?」
そもそも昨日、...ハルくんに会ったような...いやいやいや、そんな都合のいいことあるわけないし、やっぱり夢だったのかな...。
「あ、起きた?おはよう。」
.........え。
「は、はははははハルっ...!?」
「あははっ、昨日と同じ反応するじゃん」
そう言って笑うハル。...太陽ですか?今日の私の朝日は豪華どころじゃないんですけど...!?
「大丈夫?結構前から寝てないでしょ?」
「は、はい...!!」
ごめん、ナツくん...!私ナツくんといるより、ドキドキしてます...!心臓の鼓動が聞こえてくるもん...!!許して...!
「はい、ただの白湯だけど」
「家宝にするっ!?」
はっ、もはや条件反射で答えてしまった...。
ハルがせっかく私に白湯をくださったのに...!
ん?私のため?
そういって背景が宇宙のような思考回路になり始める。
「いや今飲んで...?いつでも入れてあげるから。」
そう言って、笑うハル。かわいいっ...!!すきっ...!守りたい、その笑顔...!!
写真のフォルダに永久保存したい!
ここだけ切り取ってチェキにして!!
初めてこの【能力】でよかったと思った!!
と永遠に考え続ける。

