「ボクだよ、ボク!」
いや、それたぶん通じないのでは...と思いながらドアがガチャット音を立てる。
ドアが開くと、そこにいたのはメガネをつけたアキちゃんだった。
これがギャップ萌えでしょうか...パーカーにメガネなんてもう最高のファションだよ...誰か!私服かわいすぎるアイドルはここにいます!と意味のわからない文章を頭でつくる。
「なんか用?ナツ。」
「んー?いや、この子がどうしてもアキちゃんに会いたいっていうから、連れてきちゃった。」
「へっ」
わ、わたし...?
「...はぁ...。」
アキちゃんすごい困っているっ...。そうだよね、こんな突然...。
「いや、そんなことないけど...」
「え、また聞こえて...」
「もういいよ、それ...。アキー、この子リーダータイプで困ってるんだよー!」
「...とりあえず、あがって。」
そう言ってドアチェーンを外すアキちゃん。
「ありがとうー!」
「おおおお、お邪魔します...!!」
推しの家...。

