大好きなアイドルたちのマネージャーになったのに!

***

「そういうことか...ごめんな、心配かけて。花澄もあいつらも何も悪くないし。」

「ううん。ハルくんがここにいて安心したっ...。」


もし、他のところにいたら、見つからなかったし...。
「俺はだいたいここにいるよ」と笑うハル。


「あいつらは何も悪くないんだけど...いつも俺イライラしちゃって...」

「で、でも、飲み物こぼしたのはナツくんがちょっと悪いかと...」


そういうとハルは驚いた顔をして、やわらかい笑みを浮かべる。


「...そういうときはいつもここにいるんだ。」


...私もナツくんのことだけじゃない。...謝らないと。


「は、ハルくん...。私も、マネージャーじゃなかったのに、ここでずっとおせっかい焼いてて...ごめんなさい...。」


初めの方はもう、私の独断でチームを壊してしまったから...。

「...言ったでしょ。花澄はもうとっくに俺たちのマネージャーだよ。」

そう言って私の頭の上に手を置くハル。

は、ハルって......!


「ど、どうぞ!」


そう言って自分の顔を隠すように、片手にタオルを持っていたハルにペットボトルを渡す。

「ありがとう。」


今の顔見られてないよね?
恥ずかしすぎるっ...!

ハルって女の子慣れしてるの?妹さんとかいるのかな?
わかんないよ、もう!


「そ、そういえばえっと...」

何か話を変えないと、頭の上の熱が収まりそうにない。