観覧車が終わって、栞と外にでた。 栞は目をうるうるさせて、俺から離れない。 「栞…?」 『うぅ…ッ』 栞は泣いてしまった。 「ど、どうした!?」 『もっと、ずっと一緒にいたい…。』 「栞…。」 俺は栞を強く抱き締めた。 .