私、男の子マネージャーになって、推しアイドルをお守りしますっ!

「陽名、俺たちのレコーディング、どうだった?」

 レコーディングが終わったあと。5人でスタジオの廊下を歩いていると、瑞稀くんが私にたずねてきた。

「すごくよかった! 絶対ヒットするよ、この曲!」

 私が前のめりになって伝えると、瑞稀くんは「そっか、よかった」とほっとしたように微笑んだ。

「陽名が言うなら、本当にそうなるかもな」

 瑞稀くんのささやくような声に、思わずドキッと胸が高鳴った。

「うっ……、うん!」

 心臓をドキドキさせながら、瑞稀くんにうなずいていたそのとき。

「へぇー、ずいぶんと余裕そうだな」

 和やかな空気が、一瞬にしてざわっとどよめいた。