私、男の子マネージャーになって、推しアイドルをお守りしますっ!

 ――ピリッ
 急に、静電気が肌を刺すような感覚が、私の首筋を走っていった。

「しっ!」
「なんだよ、急に?」

 私が小さく声を上げると、瑞稀くんが片眉を上げてたずねてきた。

「……外から視線を感じる」

 ロッカーの扉の向こうに、誰かがいる気配がした。
 まさかとは思うけど……、瑞稀くんを狙っている犯人⁉
 心臓がドクンと跳ねたその瞬間。耳元でガタンッ! と音がして、突然、ロッカーの扉が開いた。
 暗闇に慣れた目に、扉が開かれていくに連れて差し込む朝の光が眩しい。
 ヤ、ヤバい……。見つかっちゃった……!