私、男の子マネージャーになって、推しアイドルをお守りしますっ!

「何で勝手にいなくなったの⁉ おかげで私、すごく心配したんだよ! このまま瑞稀くんが見つからなかったらどうしようって……本当に不安でたまらなかったんだからっ‼」

 小さな体からどうやって出してるんだと思うくらい、信じられないほどの大声だった。
 でも、陽名はただ怒鳴っていたわけじゃなかった。
 後半につれて声が震え、しまいには大きな目から一粒だけぽろっと涙がこぼれ落ちる。
 ……こいつ、よっぽど俺のことを心配していたんだろうな。

「ごめん」

 俺は陽名に謝った。

「俺、夜はいつもここで特訓しているんだよ」
「そうなの?」

 陽名はくりっとした目をさらに大きく見開いた。