私、男の子マネージャーになって、推しアイドルをお守りしますっ!

「わかった!」

 急に、蛍くんが大きくうなずいた。

「じゃあ、かなっち! 今日から仲良くしようぜ。よろしく!」
「よろしくね、かなちゃん」

 朔良くんもふわっと微笑んで、私にぺこりと頭を下げた。
 蛍くんが『かなっち』で、朔良くんが『かなちゃん』かぁ……。
 あだ名で呼ばれると、一気に距離が縮まったみたいでとっても嬉しい!

「はい……じゃなくて、うん! 二人とも、よろしく!」