「2階には、僕たち一人ひとりの個室があるんだ」
蘭くんが、2階を指差して教えてくれた。
廊下の手すりの向こうには、ネイビーのドアが等間隔に並んでいる。
でも、ドアの数はstarixのメンバー数と同じ4枚だけ。
「蘭くん、僕の部屋はどこにあるの?」
「ああ、きみは瑞稀と同室だよ」
「ん? ……んええっ⁉」
みっ……みみみ、瑞稀くんと同室⁉
ということは、私と瑞稀くんって……同じ部屋で一緒に寝たり、起きたり、二人きりになったりするの⁉
蘭くんが、2階を指差して教えてくれた。
廊下の手すりの向こうには、ネイビーのドアが等間隔に並んでいる。
でも、ドアの数はstarixのメンバー数と同じ4枚だけ。
「蘭くん、僕の部屋はどこにあるの?」
「ああ、きみは瑞稀と同室だよ」
「ん? ……んええっ⁉」
みっ……みみみ、瑞稀くんと同室⁉
ということは、私と瑞稀くんって……同じ部屋で一緒に寝たり、起きたり、二人きりになったりするの⁉



