私、男の子マネージャーになって、推しアイドルをお守りしますっ!

「すっごくよかった! 満天の星空みたいにキラキラしてて、最高のライブだったよ!」
「それはよかった」

 私の興奮した声に、瑞稀くんは柔らかく微笑んだ。
 だけど、ふとその笑顔が真剣な表情に変わる。
「奏、今って時間あるか?」
「う、うん……」

 急に改まった口調に、胸の奥がドキリとした。
 どうしたんだろう? いきなり……。
 すると、瑞稀くんはソファから立ち上がって、「ついてきて」と私を促した。
 どこに行くのか、何をするのかもわからないまま、私は瑞稀くんの後を追う。
 廊下を歩いて、階段を上って――ひたすら進んでいくうちに、私たちは男子寮の屋上にたどり着いた。