「だから、奏に瑞稀くんのことを、24時間いつでも守ってもらいたいのよ」
ママの言葉に、私の中でストンと納得がいく。
……なるほど。私が護衛に選ばれたのは、『異能力者だから』って理由だけじゃない。
瑞稀くんと同じ中学生だから守りやすくて、大事件になる前に瑞稀くんを助けた過去があるからなんだ。
……あれ? でも、ちょっと待って。
「ママ、さっき『瑞稀くんのことを、24時間いつでも守ってもらいたい』って言わなかった?」
「言ったわよ」
確かめるように聞き返す私に、ママは平然とした口調で答えた。
「いや、私……女の子だよ? 男子寮には入れないんじゃない?」
「それなら大丈夫!」
パパがぱあっと弾けるような笑顔で言う。
「奏には、男の子として星宝学園に転校してもらうから」
「えっ……、えぇーっ⁉」
ママの言葉に、私の中でストンと納得がいく。
……なるほど。私が護衛に選ばれたのは、『異能力者だから』って理由だけじゃない。
瑞稀くんと同じ中学生だから守りやすくて、大事件になる前に瑞稀くんを助けた過去があるからなんだ。
……あれ? でも、ちょっと待って。
「ママ、さっき『瑞稀くんのことを、24時間いつでも守ってもらいたい』って言わなかった?」
「言ったわよ」
確かめるように聞き返す私に、ママは平然とした口調で答えた。
「いや、私……女の子だよ? 男子寮には入れないんじゃない?」
「それなら大丈夫!」
パパがぱあっと弾けるような笑顔で言う。
「奏には、男の子として星宝学園に転校してもらうから」
「えっ……、えぇーっ⁉」



