私、男の子マネージャーになって、推しアイドルをお守りしますっ!

 その日の夜。
 お風呂から上がって談話室に戻ると、ソファでスマホをいじる瑞稀くんがいた。
 瑞稀くんは私の存在に気づくなり、「奏、お疲れ」と顔を上げる。
 部屋の中はとても静かで、私と瑞稀くんの二人しかいない。
 さっきまで5人でわいわいと打ち上げパーティーをやっていたのが夢だったみたいだ。

「蘭くんたちは?」
「自分たちの部屋で寝てる。ライブでかなり張り切ってたし、疲れてんだろうな」
「そっかあ」
「奏。今日のライブ、どうだった?」

 瑞稀くんがソファから身を乗り出してたずねてくる。