私、男の子マネージャーになって、推しアイドルをお守りしますっ!

「ねえ……パパ、ママ」
「あれっ? 奏、まだロケバスに乗ってなかったの?」
「どうしたの? もうすぐ出発するのよ?」

 パパとママがおどろいた顔で私を見つめた。

「ちょっと、聞きたいことがあって……」

 私は拳を握り締め、勇気を奮い起こして口を開く。

「私の……starixのマネージャーのお仕事、今日で終わりなんだよね?」

 言葉にしたとたん、本当に終わりになってしまいそうな気がして、心臓がぎゅっと強く締め付けられた。
 パパとママはどんな返事をするんだろう? やっぱり、『そうだよ』って言うのかな?
 でも、私はstarixのみんなともっと一緒にいたい。
 瑞稀くんたちがもっとアイドルとして輝けるように、マネージャーとして支えていきたいんだ。