私、男の子マネージャーになって、推しアイドルをお守りしますっ!

「しかもさっき、一緒にいた女の子に『星名』って呼ばれてたよな? あれってどういうことだ?」

 蛍くんがさらに追及してきた。
 蘭くんと朔良くんも、興味津々な目で私をじーっと見つめてくる。

「もう全部話したら?」

 瑞稀くんが私の耳元でささやいた。
 そうだよね。ここまでバレちゃったならしょうがない。
 私は大きく深呼吸をして、覚悟を決めた。

「実は私、本当は女の子なんだ。本名は星名奏。スパークルの社長のパパと、星宝学園の理事長のママの一人娘なの」