私、男の子マネージャーになって、推しアイドルをお守りしますっ!

 眉をひそめる凛斗さんに、蛍くんは詰め寄った。

「やっぱりお前が企んでたんだろ? オレたちを番組に出られなくするために、スタッフに頼んで密室に閉じ込めさせたんだろ⁉」

 まるで犯人を見つけた探偵のように、蛍くんは凛斗さんに向かって人差し指を突きつけた。

「蛍くん、落ち着いて!」

 蘭くんが慌てて蛍くんの肩をつかんで止めに入る。

「ダメだよ! 確かな情報もないのに、勝手に決めつけるのは……」
「でもっ!」
「ねえ、蘭。ボク……蛍の言うこと、少しわかるよ」

 真剣な顔をした朔良くんが、蛍くんと蘭くんの間に割り込んだ。

「本当に葛城が犯人かどうかはわからないけれど、蛍がそう思うのも仕方ないんじゃないかな? だって、さっきの葛城の発言……なんだか、『自分がやりました』って匂わせているようにも聞こえるし……」
「だよな! オレも同じことを考えてたんだよ! だから、やっぱり葛城が犯人だとしか思えねえ!」

 蛍くんが拳を握り、凛斗さんをキッと睨んだ。
 そっか、蛍くんも私と同じことを思ってたんだ……。
 そうだよね。これまでの凛斗さんの態度や言葉を思い返すと、なんだかすごく怪しいもん。
 場の空気がピリピリと張り詰める。だけど、凛斗さんは涼しい顔で口を開いた。