私、男の子マネージャーになって、推しアイドルをお守りしますっ!

「奏、俺だ」
『みっ……、瑞稀くん⁉』

 通気口から様子をのぞくと、スタジオの隅で、スマホを耳に当てたまま動揺している奏の姿が見えた。

『大丈夫⁉ 今、どこにいるの⁉』
「ああ、俺たちは全員無事だ。今、4人でステージの上にいる」
「ステージの上……?」

 奏が怪訝な声で言う。ステージをきょろきょろと見回す姿が、通気口の隙間から見えた。

『誰もいないけど……』
「だろうな。俺たち、ステージの天井裏にいるから」
『天井裏⁉ なんでそんなとこに⁉』