私、男の子マネージャーになって、推しアイドルをお守りしますっ!

「どう? 瑞稀」
「大丈夫だ。思ってたより広いし、いける!」

 俺は朔良に借りたスマホのライトを点け、先頭になって狭い通路を這った。
 しばらく4人でひたすら前へと進んでいくと、目の前の床からかすかに光がもれていた。ここから外の様子が見れそうだ。
 俺はいったん動きを止めて、網目状になった通気口の蓋から下をのぞいた。
 すると、さっきリハーサルで使っていたステージが目に入った。どうやらこの下は、俺たちが出演する音楽番組のスタジオらしい。
 スタジオの様子はどうなっているんだろうか。
 気になって目を凝らすと、番組セットから少し離れた所に、人だかりができているのが見えた。その中心には、星宝学園の夏服を着た生徒が一人。