私、男の子マネージャーになって、推しアイドルをお守りしますっ!

「あなたが見ていない所で、瑞稀くんもstarixもみんなも頑張っています! そのことは、マネージャーとしてそばにいる僕が一番よく知ってます! だから……、これ以上勝手なことを言わないで!」
「……ふん」

 凛斗さんは不機嫌そうに鼻を鳴らし、私をギロリと睨みつける。

「たかがマネージャーのくせに、偉そうに」

 地を這うような声で凛斗さんが吐き捨てたそのとき。
 starixのみんなが私を守るように、凛斗さんの前に立ちはだかった。

「これ以上、奏に絡むな」

 瑞稀くんの低い声に、凛斗さんは小さく舌打ちした。

「まあいいさ。いい気になっているのも今のうち。本番でビビッて逃げ出さないようにな」

 凛斗さんはそれだけ言い残すと、自分の後ろにいる二人を引き連れて、楽屋を去っていった。