私、男の子マネージャーになって、推しアイドルをお守りしますっ!

 瑞稀くんはそう言って、優しい眼差しを私に向けた。
 これって、ある意味誘導尋問だよね……? でも、きっと瑞稀くんなりに私のことを心配しているんだろうな。

「実は、蘭くんに私の秘密がバレちゃって……」
「蘭に?」

 瑞稀くんが聞き返した。

「それって、本当は女の子だってこと?」
「そうじゃなくて、私の本名」
「本名?」

 私は唇をきゅっと結び、こくりとうなずいた。
 息が詰まるような緊張感の中、思い切って口を開く。