私、男の子マネージャーになって、推しアイドルをお守りしますっ!

「うわあっ、おいしそう……!」

 アイスクリームショップのカウンターに着くなり、私は目を輝かせた。
 大きなショーケースの中には、色とりどりのアイスクリームがずらり。
 ここのお店、昔からフレーバーの種類がたくさんあるんだよね。
 しかも、無料でトッピングもしてくれるから、どんな組み合わせにしうようか迷ってしまう。

「陽名はなんにするんだ?」

 瑞稀くんに聞かれて、私は白と水色のアイスを指差した。

「私はミックスベリー! トッピングはチョコスプレーにしようかな。瑞稀くんは?」
「俺はソーダにするって決めてる」

『ソーダ』と言った瑞稀くんの声の響きに、懐かしさを覚えてふふっと笑う。
 そういえば、瑞稀くんって昔からアイスクリームを食べに行くと、いつもソーダ味のアイスを選ぶんだよね。

「変わってないなあ……」
「何か言ったか?」

 私が独り言を呟いていると、瑞稀くんが不思議そうに顔をのぞき込んできた。

「ううん、なんにも!」