6月。梅雨の晴れ間の、真っ青な空が広がる土曜日のお昼時。
今日は久々のオフ! ということで、私は瑞稀くんの買い物に付き添っていた。
瑞稀くんは黒いハットに伊達メガネで、髪と顔を隠して変装。
一方、私もシンプルなTシャツにパンツ。それから、いつものウィッグの上からキャップをかぶって、男の子になりきっている。
万が一瑞稀くんがファンに顔バレしたとき、一緒にいる私が女の子の格好をしていたら、世間を揺るがすスキャンダルに発展しかねないからね……。
「陽名、そろそろどこかで休憩しない?」
瑞稀くんが、頬を伝う汗を拭いながら私にたずねた。
「いいよ。どこ行く?」
「そうだな……。暑いし、アイスでも食べに行くか」
瑞稀くん、ナイス! 私もそれが食べたかったんだよね。
というわけで、アイスクリームショップに向かおうと交差点の近くを通りかかったとき。
今日は久々のオフ! ということで、私は瑞稀くんの買い物に付き添っていた。
瑞稀くんは黒いハットに伊達メガネで、髪と顔を隠して変装。
一方、私もシンプルなTシャツにパンツ。それから、いつものウィッグの上からキャップをかぶって、男の子になりきっている。
万が一瑞稀くんがファンに顔バレしたとき、一緒にいる私が女の子の格好をしていたら、世間を揺るがすスキャンダルに発展しかねないからね……。
「陽名、そろそろどこかで休憩しない?」
瑞稀くんが、頬を伝う汗を拭いながら私にたずねた。
「いいよ。どこ行く?」
「そうだな……。暑いし、アイスでも食べに行くか」
瑞稀くん、ナイス! 私もそれが食べたかったんだよね。
というわけで、アイスクリームショップに向かおうと交差点の近くを通りかかったとき。



