「うわあっ……、かっこいい!」
交差点前の桜の木が、ピンクの花を咲かせる4月の午後。
私、星名奏は、ビルの大型ビジョンに流れる映像に釘付けになっていた。
巨大な画面に映っているのは、今をときめく大人気アイドルグループ、starix!
『星空の王子様』をコンセプトにした、男の子4人組のアイドルグループなんだ。
キラキラのライトを浴びながら、歌とダンスを披露する4人は本物の星のように輝いていて、信号待ちする人たちの視線を引きつけている。
ちなみに、私の推しはstarixの絶対的センター、氷高瑞稀くん!
ほのかに青い夜色の髪に、無数の星々を宿した瞳。
クールな印象のある端正な顔立ちをしていて、背もすらりと高くて……もう、かっこよすぎてたまんない!
「いつか、瑞稀くんに会いたいなぁ……」
キュンキュン高鳴る胸の前で両手を組み、ため息交じりに呟いたそのときだった。
交差点前の桜の木が、ピンクの花を咲かせる4月の午後。
私、星名奏は、ビルの大型ビジョンに流れる映像に釘付けになっていた。
巨大な画面に映っているのは、今をときめく大人気アイドルグループ、starix!
『星空の王子様』をコンセプトにした、男の子4人組のアイドルグループなんだ。
キラキラのライトを浴びながら、歌とダンスを披露する4人は本物の星のように輝いていて、信号待ちする人たちの視線を引きつけている。
ちなみに、私の推しはstarixの絶対的センター、氷高瑞稀くん!
ほのかに青い夜色の髪に、無数の星々を宿した瞳。
クールな印象のある端正な顔立ちをしていて、背もすらりと高くて……もう、かっこよすぎてたまんない!
「いつか、瑞稀くんに会いたいなぁ……」
キュンキュン高鳴る胸の前で両手を組み、ため息交じりに呟いたそのときだった。



