レオンハルトは杖を取り出し、自身のデスクの引き出しにかけてあった魔法を解く。そしてもう一度魔法を唱えると、引き出しの中から二枚の答案用紙が出てきた。それをレオンハルトは手にする。
「君たち二人はこの答案用紙を持ち出しに来たんだろう。そして、この答案用紙をビリビリに破いて教室にでもばら撒こうとした。違うかい?」
クララは真っ青な顔で震えていたものの、フンベアトは違った。顔を強張らせながらも大きな声を上げる。
「あんた、俺らをずっと見張ってだんだろ?教師のくせに生徒の監視とか最低だな。しかも、勝手な憶測をベラベラと喋って。あんたの家柄はどんなものだ?このことを知ったら俺の父上が黙っていないぞ」
そう来たか、とレオンハルトはフンベアトを見つめた。この学園に通う生徒はそれなりの家柄の子どもばかりだが、教師は違う。名家出身者よりも圧倒的に一般家庭からの出身の方が多い。
(できれば、私の名は出したくなかったが……)
レオンハルトはボウ・アンド・スクレープをし、自身の名を名乗る。
「君たち二人はこの答案用紙を持ち出しに来たんだろう。そして、この答案用紙をビリビリに破いて教室にでもばら撒こうとした。違うかい?」
クララは真っ青な顔で震えていたものの、フンベアトは違った。顔を強張らせながらも大きな声を上げる。
「あんた、俺らをずっと見張ってだんだろ?教師のくせに生徒の監視とか最低だな。しかも、勝手な憶測をベラベラと喋って。あんたの家柄はどんなものだ?このことを知ったら俺の父上が黙っていないぞ」
そう来たか、とレオンハルトはフンベアトを見つめた。この学園に通う生徒はそれなりの家柄の子どもばかりだが、教師は違う。名家出身者よりも圧倒的に一般家庭からの出身の方が多い。
(できれば、私の名は出したくなかったが……)
レオンハルトはボウ・アンド・スクレープをし、自身の名を名乗る。


