響け!色彩のフォルテッシモ

「どうして学園に?もしかして、事務所の方で何かあったんですか?」

リズの問いに対し、マーガレットは首を横に振りながら「面白いもの持ってきたの!」とポケットに手を入れる。ポケットから彼女が出したのは、ハート型の機械だった。

「レオン。どうぞ」

マーガレットが機械をレオンハルトに渡す。レオンハルトは機械をジッと見つめた。レオンハルトは機械にボタンが二つついていることに気付く。

「これは……」

レオンハルトはボタンの一つを押してみる。すると、機械が「ジジッ……」と音を立てた。機械が作動したようだ。刹那、騒がしい声が響き渡る。

『あ〜!あ〜!メグ、これで録音できてんのか?』

『トーニョ、もう少し静かにできないのかい?僕は暇な君と違って仕事が忙しいんだけど』

『んだと!?俺だって仕事中だ!!メグが「これで録音ができるからやろう」って誘ってきたんだよ!!』

『はいはい。そういうことにしておいてあげるよ。ケダモノくん』

『テメェ、もう一回言ってみろ!!』