「じゃーとりあえず、テントたてようか」 海の家でバイトしてる友達に借りたらしく、先輩たちが手際よく組み立てていく。 どうしよう。 組み立ててる姿も、かっこよすぎる。 腕の筋肉とか、真剣な横顔とか、見ちゃいけないのに見ちゃう。 「そういや涼ちゃん、日焼け止め塗った?」 「はっ、花に塗ってもらいました」 ドキドキする。 「俺の背中塗ってくんない?」 えっ。 「え、大智先輩に頼めば…」 「大智もうあっち行ったし」 気づけば、花と2人で砂浜を歩いていた。