2話 調査開始


「ここです。犯行現場は、ほんとであればもう少し奥なのですが」

路地裏か、確かにほかの人達からしたら見えねぇな

「ありがとうございます。ここからは僕たちに任せていただいて大丈夫ですので、他の調査をお願いします。」

乾のやつなんか、睨んでる?

「え、あ、はい」

「(小声)ねぇねぇ!龍くん!

いぬいくん、あの警部さん嫌いなのかな?」

「(小声)さぁな」

「(小声)まぁ邪魔になるよりかわいいんじゃね?
少し睨んでも」

「(小声)確かに、言われてみたらそうだねぇ」

「(小声)でもそうなるよ私たちの印象悪くなりません?」

ネゴードヌィの他の声が入ってくる。

「「うわっ!?」」

「いつから居たんだよ!?」

びっくりした。気配気づかなかった、、、

「ネーヌィが、乾睨んでるよなって話し始めたところからですね」

ほぼ初めからじゃねぇか!

「ねぇ何しとーのぉ〜3人とも早うおえでぇ〜」

「はーい!」

「わかってますよ」

ネゴードヌィから始めたのに、、

「はぁーい!みんな!調査するよー」

なんか、軽くね。

「調査するにあったて、被害者の方に来てもらったから、一応挨拶してね」

え?大丈夫か?それ、こんな奴らと一緒にいて

「あ、、えっと、、(この子たち犯罪者なのよね、私大丈夫かしら、それに、あの警部さん、、)」

「怖がらなくて大丈夫ですよ!」

いや、無理だろそれは、

「かぐやそれは無理だと思いますわ、私たちは罪を犯した犯罪者なので、怖がらなくていいなんて信じられないと思います。」

「当時のお話をお聞かしぇごしなぃ」

なんて?

「えっと、、」

「あ、被害を受けた時のお話を聞きたいってことです」

「あ、はい、買い物の帰りに歩いていたら、あそこの裏道に連れていかれたので、「通り魔」と、言われていますが、本当は少し違うんです」

「なるほど、乾。私あそこの裏道に行ってきます。」

は、、?あんな狭い道だし、、塞がれてて、いけねぇだろ?

「わかったよ。怪我しないでね」

「言われなくてもわかっています。」

「よっと、」

蘭は狭い隙間を軽々と入って行く。

「は!?」

「え?」

「ははっ、おもっしぇーなぁ〜
蘭はなぁ
猫みたえな柔軟性があーんだァ〜」

えぇ、すご、

「裏道は蘭に任せて他のところ見に行きましょう。かぐや一緒に行きましょう?」

「OK!」

「ほんなら、僕らは一緒に彼女の〜
話聞こうかぁ〜」

あ、アイツらの言ってることを考えてたけど、
そういえば被害者いたわ

「そっか!ごめんなさい!僕たち話聞かなくて」

「あ、えっと大丈夫です?」

「特徴お聞きしてもぉ〜?」

さっき聞いてなかったか?

「被害者にも聞えとえたらもっとわかーよこともあーよぉ〜」

「いや、心読むなや、」

「あの、三つ編みをしていて、ピンクぽい、髪色でした。」

「ほらねぇ〜」

わかったよ。うぜぇな

「性別はどっちとかわかる?」

「えっと、男の方だと、」

「だんだん〜」

なんだ?

「あ、ありがとうございます。って意味やよぉ〜」

普通に言えよ。

そうしているうちに日が暮れていく。

「そろそろみんな帰ろっか!」

「ありがとうございました。犯人にはしっかり捕まえます。」

乾が被害者にお辞儀をする。

「はーい!みんな帰ってきて!!」

「わかりました。」

「はぁーい!」

「もう帰るのか?」

「うん!もう暗いからね」

「暗くても見えませんか?」

「えぇ!もっと遊びたい!」

「わがまま言わないで!ネーヌィ、黎猗」

「ただいま戻りました。もう帰るのですか?」

「おぉ、おかえりぃ〜
もう帰ぬよぉ〜」

こうして、俺の初めての調査は終わった。