『その秀女、道を極まれり～冷徹な親衛隊長様なんてこうして、こうよっ！！～』　緑野かえる／著

『その秀女、道を極まれり～冷徹な親衛隊長様なんてこうして、こうよっ！！～』

ファンタジー

完

緑野かえる／著

作品番号: 1759169

最終更新: 2025/11/08

総文字数: 115,517

ページ数: 87ページ

ステータス: 完結

PV数: 9,617

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「親衛隊長様なんてこうして、こうよっ！！」

周琳華は大人げも無く、しかし確実にキレていた。
確かに酷い言われようであったが彼女にとって彼の言葉の全部が図星だったのだ。

（このわたくしが、この周琳華が殿方にこうもけちょんけちょんに完膚なきまで事実を突き付けられて馬鹿にされる日が来るなど……っ！！）

おしとやかさを気取っていても見破られていたし、咄嗟の物事に対し気を取られがちになっている事も見抜かれて……。

あらすじ: とある王朝のとある時期。
次期皇帝たる年頃の皇子のための正室、側室候補を決める『秀女選抜』が行われた。

それから程なく、仮の入宮と相成った上級貴族の娘である『周琳華(20)』は父親から、正式には皇帝からの密命を受けて後宮内で暗躍するようなしないような――正統派中華後宮モノと見せかけてちょっと様子のおかしい約11万字のハッピーエンドストーリー。

(ライトな表現の為にカタカナ語を使用しています)