私だって守られてばかりじゃありません!

みんなで天音ちゃんの家に向かった。


ピーンポーンピーンポーン

まぁ、今日も返事はな

「はーい。誰ですか?」

天音ちゃん、インターホンに出た!

「尾宮 零です。生徒会メンバーも居ます」

開けてくれるかな…?

ガチャ



なんの音?

ギィー

門が開いた…?

入ってもいいってことかな?



「…入っていいよ」




「「「「「「お邪魔します」」」」」」

久しぶりに会える!
そう思ったら胸が踊った。
他のみんなもそうだろう。

だって、今までの1ヶ月間、門を開けてくれることさえなかったから。