最強イケメン異能力集団に溺愛されちゃいました!?


「そうだけど。何で分かった?」

「んー?だって頬に黒い刻印があるじゃん。黒瀬ったら忘れてたの?ふふっ」

「コイツっ…」

どうやら紅牙くんには無意識に人を煽るクセがあるらしい…


「瑠璃ちゃんは?」

『えっと、私は…』

「うん…?」

『手を少しだけ光らせる能力』


うっ…気まずいっ…!いくら本当の能力じゃなくても、超異能力者3人の前でこれを言うのは…!


「え…?ふ…ふはははっ!よっわ!何その異能力!」

『わ、笑わないでくださいっ…!』

ずっと不機嫌そうに話を聞いてた蒼牙くんは、私の言葉を聞くなり笑い転げてしまった。


「弱すぎだろっ!!うぇーい最弱ー!」


なるほど…どうやら蒼牙くんにはわかりやすく人を煽るクセがあるらしい…

こんなところも正反対なんだな…


「蒼牙…?」

「あ……すいません…」


また紅牙くんが叱ってくれた。


「でも超異能力者が過保護に守ってるからどんな異能力かと思えば…」


そんな幻滅した目で見ないでよっ…紅牙くんっ…!


「ちなみに…それって見せてもらえたりするの?」


え?私の能力は傷に直接触れなくても、近くに傷があると光から小さな花びらや蝶のような粒子が舞って傷のもとに行っちゃうんだよね…!

でもここで断るのも不自然…!


『一瞬だけね…?』


そう告げて、私は手に少しだけ力を込めた。

ふわっとピンク色の優しい光が手から溢れ出す。


でもすぐ力を入れるのをやめて、光を消した。


『どうっ…?ほんとに光らせるだけでしょ…?』