朝露に濡れた花。





そう告げて立ち去ろうとした私を彼の声が引き止めた。










「俺っ、、俺がちゃんと大人になったら、また結衣のこと迎えに行くから。

 それまで待ってて。」





「、、分かった。じゃあその時まで、またね。

____大好き。」




想いが零れ落ちた。








end.