春の訪れに晴れ模様

でも勝手なことはしちゃダメだよね。一旦机に戻ろう。

先程まで座っていた椅子に座って、私は晴先輩を見た。じーっと思わず凝視してしまう。

今まで何回考えたか分からないくらい、晴先輩の顔って整ってるよね……。こんなにかっこよくてしかも性格まで優しい人が、私とこうしてご飯を食べてくれてるとか今でも夢みたい。

目立ちたくないって前まで思ってたはずなのに、晴先輩と居るうちに慣れてしまった。……あ、そういえば前のお礼ちゃんと言っておこう。

「晴先輩!あの、改めてこの前はありがとうございました」

晴先輩はカレーをモグモグと頬張りながら顔を上げた。私を見ながら首を傾げている。