春の訪れに晴れ模様

なんか私、晴先輩と出会ってからずっと振り回されてる気がする。出会った時は私が振り回したみたいなものなんだけど、関わるようになってからというものずっとドキドキしっぱなしだ。

「ごちそうさまでした」

「食べるの早いね」

「美味しかったので!」

気がついたら笑みが零れていた。私は席を立って食器をキッチンに運ぶ。

カレーだったしお水につけた方がいいかな?勝手なことするのもダメだけど……。

「晴先輩……」

「食器そのままでいいよ。あとで俺がやるから」

私が食器をどうするか聞こうとすると、晴先輩は言葉を被せてきた。そのままでいいって言ってくれるのは有難いけど、作って食べさせてもらったから手伝いたいなぁ。