春の訪れに晴れ模様

ほかほかと暖かいご飯をお皿に乗せて、熱々になっている出来たてのカレールーを入れた。既に見た目から美味しそうで、私は待ち遠しく思っていた。

「はい、これ美春ちゃんの分」

「ありがとうございます」

晴先輩が入れてくれているから、私はスプーンやお水が入ったコップなどを運んだ。もちろんカレーも。

自炊してるって言ってたけど、本当にすごく美味しそうだ。……美味しそうだなぁ。

「もう大丈夫だよ。残りは俺がやるから先に座ってて」

ニコッと笑った晴先輩に向けて私も笑顔で頷いた。

「はい、分かりました」

カタン、と私は椅子に座った。目の前に置かれたカレーをジーッと見つめる。