春の訪れに晴れ模様

料理は好きだし、邪魔じゃないのならやりたいよね。それに座ったまま晴先輩のこと見とくのもちょっと気まずい。

手をしっかり洗った後、私はジャガイモの皮をむいて包丁を使って切った。一方の晴先輩はご飯を炊いていてしっかり分担ができていた。

なんかこういうのって……

「なんか新婚みたいだね」

「っ……!?」

私はチラリと脳裏によぎったことを晴先輩に言われてしまい、一気に赤くなった。

一瞬考えたけど……!新婚みたいって……!

わーっ、と私は顔を赤らめて視線をパッと逸らした。その時、晴先輩は私に手を伸ばしてきた。