春の訪れに晴れ模様

なんだか自分の考えに馬鹿馬鹿しくなってきた。

「私の家お母さんと二人だけなので、基本的に私が作ってるんです」

「……なるほどね。いつか美春ちゃんの作ったご飯食べてみたい」

「人並み程度なので、もし食べることがあったら期待せず食べてください……」

「りょーかい」

晴先輩はカゴに野菜や調味料をたくさん入れていた。晴先輩も同じようによく料理とかするのかも。ちょっと共通点……?ふふ、なんか嬉しいな。

「あ、今日お肉安い!取ってきてもいいですか?」

「俺もお肉まだ見てなかったし一緒に行くよ。せっかく会えたんだし話したい」

ふいに笑顔と甘い言葉を投げられてドキッ、と胸が高鳴った。