春の訪れに晴れ模様

晴先輩だと分かった私は少し歩く速さを早めた。鼓動がとくとくと速くなっていく。

話しかけても迷惑じゃないかな。少しだけでいいから話したいな……。胸に手を当てて私はスーパーに入った。

とりあえず必要なものだけカゴに入れて晴先輩に話しかけに行こう。

入り口の近くにはトイレットペーパーや洗剤が置かれていて、必要なものが色々とあった。もうすぐ洗剤無くなっちゃいそうだから洗剤もいるし、いつもよりやすいからトイレットペーパーも買っておきたい。

個数制限があるからとりあえず一つだけ買っていこう。多すぎても持って帰れないからね……。

脳内で1人騒がしく独り言を呟いていた時、後ろから聞き覚えのある優しい声がした。